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症例1) 腰と殿部の痛み

先日、腰部と殿部の痛みを訴える患者(Aさま)がいらっしゃいました。
Aさまの既往歴を伺うと10年前に腰椎分離からすべり症に移行し、合わせて脊柱管狭窄症を併発しているケースでした。
一時は日常生活に支障をきたし1ヶ月間 寝たきりのような状態で3ヶ月かけて症状が徐々に改善し、最近は時々痛みがでるものの症状に波があるご様子でした。しかし、数日前に中腰になっつた際に腰から殿部に痛みが走り痛みが強くなってしまったという状況でした。


問診や姿勢チェック・身体評価含めて状態を診てみると、軽い神経症状と腰部が反る前傾姿勢で、骨盤周囲の可動制が落ちている影響もあり殿部に負担がかかる状況でした。
今回は腰部や殿部への負担軽減を目的に骨盤周囲の機能を高めるアプローチをしてきました。

骨盤の動きが出てきたことで腰殿部の痛み、張り感の改善が診られました。今後の再発予防に向けて、骨盤周囲のエクササイズを2つほどお伝えし施術終了となりました。

今回のケースでは器質的なすべり症や脊柱管狭窄症がありましたが、機能面を高めることで症状改善に繋げることが出来ました。これまでたくさん脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアの方を診てきましたが、レントゲンやMRIで問題があるが症状が出ていないといったこともよく遭遇します。
もちろん専門病院での精査を行った上でのアプローチをオススメしており、精査含めて病院をご紹介させていただくこともございます。
もし似たような症状でお悩みな方がいらっしゃましたら、是非一度ご相談いただけたらと思っております。


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この記事を書いた人

茨城県つくば市出身。小学生から高校まで野球部に所属。
怪我を多く抱えた経験からスポーツトレーナーを目指し鍼灸マッサージ専門学校に入学。12年間、湘南辻堂の治療院で院内治療からトレーナー活動に携わり、2023年大和市で開業。
趣味のサーフィンを通じて自然との調和を学び、治療に生かしていく。

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