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症例2)足の甲の痛み(サッカー)

今回足の甲の痛みを訴えるサッカー選手が来院しました。
状態としては足の甲に痛みがあり、患部に腫れと歩いたり、荷重をかけると痛みが出る状態でした。


痛みのある部位を身体評価していくと長母趾伸筋(親指に繋がっている筋肉)に痛みがでており、疲労の蓄積や足部の機能低下による症状の要因と考えられました。
また、以前より膝の痛みが気になっており、そこをかばう動作により足部への負荷増大も関与している様子でした。

患部となる長母趾伸筋の筋緊張を緩和する鍼灸治療を行いました。合わせて、足部がうまく使えていないハンマー足指(指が曲がっている状態)になっており、足部機能を改善を目的に足部へのファンクションマッサージとリハビリエクササイズを処方しました。

合わせて、膝の痛みに対して改善に向けたセルフケアも指導しました。
特にストップ動作に課題がある様子でしたので、競技に繋がるムーブメント動作をアプローチ。

3回ほど治療を継続しその後、経過は良好で無事プレー復帰しております。

今回は足部の症状でしたが、状態をみてみると足の機能や膝の状態も症状に繋がっているケースでした。一見、足部に痛みがあっても他に要因を抱えていることもありますので、患部に目を向けすぎず評価を行うようにしております。

痛みが長引いているなどの症状がある方は、全体的な視点も必要なケースもございますので、お悩みがある方はご連絡ください。

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この記事を書いた人

茨城県つくば市出身。小学生から高校まで野球部に所属。
怪我を多く抱えた経験からスポーツトレーナーを目指し鍼灸マッサージ専門学校に入学。12年間、湘南辻堂の治療院で院内治療からトレーナー活動に携わり、2023年大和市で開業。
趣味のサーフィンを通じて自然との調和を学び、治療に生かしていく。

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