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脳震盪後の症状

サッカーで時々起こる脳震盪。現役選手で脳震盪の怖さや後遺症で悩んでいる選手も多く、あなどってはいけないものであります。

先日、脳震盪後なかなか状態が改善しないという選手の相談があり、評価※してみると前庭機能の異常がみられ、脳震盪の段階的なリハビリと合わせて前庭機能のリハビリを行っていきました。

※評価してはSCAT5、VOMS

リハビリとしてはめまいの方にも使われる前庭リハビリテーションを行いました。
当初は吐き気やめまいのような症状が出ておりましたが、リハビリ進めていくうちに徐々に改善され日常生活含めてプレーも問題なくできるまでに回復しました。

合わせて脳震盪対策として姿勢にも着目し首の位置を含めた体幹部の強化を行いました。
簡単に説明させていただくと頚部が前に出ている状態(いわゆるスマホ首)と肩のラインに首が乗っているきれいな姿勢では、頭部での衝撃の際の脳への振動に違いで出来てきます。頭部での衝撃を極力少なくできるようきれいな姿勢も構築していく必要性があります。また、頚部がいい位置にあることで視野も広くなり、未然に事故を防ぐことにも繋がるとも感じております。

激しいプレーの中では起きてしまうことを0には出来ないかもしれませんが、0に近づけるとこは可能だと思いますので、起こりうる準備をしていく視点も大切であると感じたケースでした。

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この記事を書いた人

茨城県つくば市出身。小学生から高校まで野球部に所属。
怪我を多く抱えた経験からスポーツトレーナーを目指し鍼灸マッサージ専門学校に入学。12年間、湘南辻堂の治療院で院内治療からトレーナー活動に携わり、2023年大和市で開業。
趣味のサーフィンを通じて自然との調和を学び、治療に生かしていく。

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